日本教育工学会論文誌
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学習指導要領の移行措置期間中における「キーボー島アドベンチャー」の利用状況の分析
堀田 龍也高橋 純大垣 厚志丸山 圭介鈴木 広則
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2011 年 35 巻 Suppl. 号 p. 69-72

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抄録

小学生を対象としたキーボード入力学習システム「キーボー島アドベンチャー」は,2003年9月に全国の小学生に無料で公開されて以来,全国の小学校の約21.5%で利用されてきた.本研究では,特に2009年度および2010年度の利用状況の分析結果について報告する.この2年間は,小学校でキーボード入力学習を必須とした新学習指導要領への移行措置期間中にあたる.分析の結果,次の点が明らかになった。1)登録児童数は2009年度と2010年度に大幅に増加し,特に3年生の登録が増加した,2)月別・時間帯別の検定数は2008年度と大きな変化は見られず,学年による傾向の差も見られなかった,3)2010年度の各級の通過率は2008年度と比べてやや下がっており,特に困難級においてその傾向が顕著であった.

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© 2011 日本教育工学会
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