宮崎大学大学院教育学研究科
2018 年 33 巻 3 号 p. 55-60
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本研究では,小学校理科授業における望ましい発話のあり方を探るため,熟達教員による第4学年「電気のはたらき」の理科授業での発話を分析した.熟達教員の発話の特徴を一層明確にするため,同様の方法で教育実習生の授業も分析し,比較を行った.これらの分析から,対象とした熟達教員の発話として「はい・いいえ」の問いを補助的に多く用いていることや,思考を行う場面で,児童が思考を良い行うことができるように具体的な事物を尋ねる「何」を多く用いている特徴が見いだされた.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら