日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第55回研究大会
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個別発表(E会場)
パフォーマンス・エスノグラフィに関する試論
「ポリアモリーの人生ゲーム」制作を事例として
*深海 菊絵
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p. E17-

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抄録

模倣がつくり出す新たな経験が有する再帰性に着目したV・ターナーは、人類学者の研究成果においてもパフォーマンスすることの重要性を説いた。発表者は、演劇関係者らと協働して、自身の研究対象であるポリアモリーを題材とした人生ゲームを制作した。本発表では、製作過程およびゲーム進行中にみられる模倣の経験に着目しながら、パフォーマンス・エスノグラフィの有効性や課題について考えてみたい。

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