主催: 日本文化人類学会
広島大学大学院
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本報告では、花柳界の待合空間にみられる芸者と客との親密な関係が、どのように変容してきているのかについて、昭和11年に都内の待合で起こった、俗に『阿部定事件』と呼ばれる阿部定の芸者-娼妓の足跡を追うことによってみえてくる、当時の花柳界や社会的な背景と、現代のA花柳界の事例をあげて比較する。そこから得られた芸者と客との親密な関係性の変化について、ギデンスの概念を援用し、考察を試みたい。
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