主催: 日本文化人類学会
日本学術振興会 特別研究員
p. 54
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本発表では、国民の幸福の達成を理念とする政府が、異種混淆なアクターに働きかけ、その理念を「翻訳」する過程で具象化される事象として「地域介護」を定置する。しかしながら、沖縄の離島における2つの地域介護組織に着目すると、「翻訳」の過程に「親密性」が介在し、政府の理念との間に「ズレ」が生じている。そのズレに着目することにより、当該社会のアクター間にいかなる関係性が形成されているのかを考察する。
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