日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2010年年会講演予稿集
セッションID: 2E10
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リン酸カルシウムセラミック人工骨材料の溶解性評価法の比較試験
*伊藤 敦夫十河 友山崎 淳司相澤 守尾坂 明義早川 聡菊池 正紀赤羽 郁子山下 仁大田中 優実
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抄録

我々はセラミックス協会生体関連材料部会標準化分化会として、材料の溶解性比較や、骨組織内での材料吸収性を予想できるpH5.50でのin vitro吸収性評価手法を構築することを目的とし、プロトコール開発、ラウンドロビンテスト、比較試験等を実施し、ISO提案、JIS原案作成を行ってきた。吸収性セラミック材料の溶解性評価法については少なくとも日、英、仏、ベルギーが世界標準規格化を目指している。初期相対溶解速度を評価パラメータとした評価法を採用すると、機関間のばらつきが小さく、またin vivoの相対吸収量をある程度反映する。

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©  日本セラミックス協会 2010
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