日本プライマリ・ケア連合学会誌
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活動報告
東日本大震災を契機に, 災害対策での課題とその対応について
─多賀城市における事例から─
古本 尚樹
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2015 年 38 巻 3 号 p. 251-256

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抄録

東日本大震災被災自治体職員がその対応でどのような課題に直面し, 今後に活かそうとしているかを明らかにする.
多賀城市職員への聞き取り調査を行う. 主な質問内容は震災での対応における課題と今後の対応に向けて等である.
結果として「想定外の規模の災害で, 確立したマニュアルがない中で被災者支援活動は, 対応の失敗からマニュアル化・ルール化していった部分もある」「災害公営住宅に入居できない被災者へのケアをしっかり行いたい」等が挙げられた.
多賀城市における震災直後での課題から現在に至るまでに教訓として残していこうとする動きがある.

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© 2015 一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会
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