金属材料技術研究所
1991 年 12 巻 9 号 p. 538-542
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高温超電導体が発見されてからまる5年が経過し,エレクトロニクスのみならず電力輸送や強磁界発生などの分野でも実用化を目指した懸命の努力が続けられている。このような電力機器関係への応用のためには,臨界電流密度の高い線材を作製するための技術開発が必要である。本稿では高温超電導体を線材として使用するうえに特性的にどのような特徴や問題点があり,また線材化技術の開発にあたってそのような問題がどのように解決が図られているか,また将来の展望などについて述べる。
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