農林省農業技術研究所
1958 年 2 巻 1 号 p. 50-52_2
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ニカメイチュウの皮膚を傷つけたり,ある種の器官を移植することによって生じたプロセテリーについては既述したが,ヨトウガのいわゆる“活性化された前胸腺”を移植することにより,さらに進んだプロセテリーが得られたので記載を行った。すなわち,口器・触角は著しく硬化してそれぞれの形状・位置に異常を来たし,これらに関してはむしろ蛹に近い状態が見られた。また第8∼10腹環節は完全に硬化して尾鈎をそなえ,正常な蛹とほとんど差は認められなかった。
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