主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 生産システム部門研究発表講演会2019
開催日: 2019/03/12
農産物流通において,市場流通と直売流通の良さをうまく取り込んだ産直流通モデルが研究され始めている.産直流通モデルでは,集荷場の設置箇所の最適化や輸送費用の分散化といった農家から消費者までの全体最適化が求められる.本発表において,集荷場の最適配置も考慮しながら,農家と消費者の高い満足度を維持しながら,輸送負担の分散化が可能な農産物流通モデルを提案する.また提案モデルを,最適化ソルバーが効率的に適用可能な最適化問題へと等価変形により帰着させる.