東京大学工学部 化学工学科
1977 年 3 巻 3 号 p. 255-260
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本報では, 静止液中を自由上昇する単一気泡から液相へ拡散する気体分子の混合現象を直接観察することを目的とする.観察は, 気泡がノズルで発生してから気泡が定速で上昇するまで, および定速上昇区間において行われた.気体分子の混合現象は, 気体分子を沃素澱粉反応により可視化して, さらに, 気泡をカメラで追跡することにより連続的に観察された.その結果, 気泡周囲の混合パターンは, Re数および気泡の経過時間の無次元数t*をパラメータにして分類されることが確認された.
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