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大蔵省の類似関連予算検索システム(III)—予算用語の自動分ち書きおよび自動用語選定について—
塚田 賢志堀 強藤本 幸生
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1975 年 18 巻 3 号 p. 222-231

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抄録

類似関連経費検索システムの技術的特徴は,データ発生からシソーラス作成(更新)までの時間を極力短縮して,早期に検索サービスを提供できる状態にすることにある。予算用語の自動選出システムは,特にキーワード選定処理を迅速に行なうために開発したシステムで,①自動分ち書き,②自動用語選出,③ターム選定,の3つのサブシステムから構成されている。①自動分ち書きは事項名称を有意味かつ最小単位の単語に自動的に分割する。②自動用語選出は分ち書きされた最小単位の単語を前方から組合せていき,キーワードの候補を自動的に作成する。③ターム選定はキーワードの候補から適当と思われる用語を選定・登録する。本文では,これらの処理手順とシステムの特徴を中心に紹介する。

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© 1975, Japan Science and Technology Agency
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