電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2022年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第75回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1A-03
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DC Bus Signalingにおける異なる容量を持つ蓄電池連系システム同士の充電量自己収束特性解析
*衛藤 易野下 裕市庄山 正仁馬場崎 忠利
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抄録

DCマイクログリッドにおける電力需給調整には主に蓄電池システム(BES)が使用される。同じDCバスに並列に接続された複数のBESの充電量(SoC)を収束させるために、DC Bus Signalingに基づくBES接続用コンバータへの制御則がこれまで提案されており、これにより通信機能を用いることなくバッテリー充電資源の有効活用を図ることができる。本研究では充電容量や電圧の異なるBESをコンバータを介してDCバスに並列接続した場合のSoC自己収束の条件を導出した。得られた収束条件の元で、定常状態における各SoC同士の偏差を定式化し、シミュレーションにより得られた理論式の妥当性が確認された。

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© 2022 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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