精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会春季大会
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走査方向配置ツインスポットビームを用いた鉄鋼材料のファイバレーザ切断特性に関する研究
*森本 紘太甲斐 直人岡本 康寛岡田 晃石黒 宏明伊藤 亮平大河 弘志
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p. 475-476

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抄録

レーザ切断は,材料の溶融とアシストガスによる排出除去のバランスを利用した加工法であり,形成される加工溝とレーザの位置関係により加工溝内部の吸収エネルギー分布が異なり切断品質に影響を及ぼす.本研究では,ファイバレーザを用いた鉄鋼材料の切断加工において,ビームを2つに分割したツインスポットビームを切断方向に配置してビームと溝の位置関係を制御し,工作物裏面に付着するドロス高さと吸収エネルギー分布の関係性について議論した.

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© 2023 公益社団法人 精密工学会
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