主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2021年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2021/03/16 - 2021/03/22
p. 76-77
立体モデルの高精度な逆オフセット処理は,NC加工命令の生成に不可欠な技術である.従来,GPUのデプスバッファ機能を用いた計算法が知られていたが,GPUのレイトレーシング(RT)コアを利用した新しい計算法を開発したので報告する.本手法を用いると,10,000を超える解像度の格子に基づく逆オフセット処理を,従来技術より数倍高速に実行できる.幾つかの計算実験の結果と,RTコアを逆オフセット処理に利用する場合の制限についても説明する.