精密工学会学術講演会講演論文集
2006年度精密工学会春季大会
セッションID: P19
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レーザ加工(4)
レーザーとラミネートを用いた血球計測マイクロ流体デバイスの作製
*山田 潤田原 烈吉田 善一寺田 信幸山田 博之
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抄録

我々はガラス基板上にラミネートした樹脂フィルムへレーザ加工し、マイクロ流路を作製してきた。その手法を用いて血液中の血球を一列に並べることのできる三叉流路を作製した。また血球の変形能を測定できる擬似毛細血管も作製した。これらの周辺流路として砂時計型の液溜め流路も作製した。ここでは上記の流路を集積させ、血球の流れと状態を制御できるマイクロ流体デバイスを作製したので報告する。

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© 2006 公益社団法人 精密工学会
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