精密工学会学術講演会講演論文集
2005年度精密工学会春季大会
セッションID: G52
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レーザ加工(6)
レーザーとラミネートを用いて砂時計型血球測定デバイスの開発
*山田 潤吉田 善一寺田 信幸山田 博之田原 烈
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キーワード: μTAS, 赤血球, 重力駆動, 層流
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抄録

従来、我々はガラス基板へラミネートした樹脂フィルムへ、レーザーにより加工をし、血液検査用マイクロ流路を作製してきた。その応用として三叉流路を作製して、血球を一列に並べ、観察することに成功した。そこで今回の発表では、ガラス基板上につくられた三叉流路の先に液溜めをつくり、液溜めを上にすることによって、重力により砂時計のように、血球を落下させる三叉流路を作製したので報告する。

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© 2005 公益社団法人 精密工学会
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