人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第35回 (2021)
セッションID: 2Yin5-16
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物体検出を用いた交通量の自動計測に向けたモデルの比較
*岡野 将大大久保 順一小篠 耕平菅原 宏明藤井 純一郎
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キーワード: 深層学習, 道路交通
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抄録

従来、交通量調査は人手によって行われており、人手不足などの観点から自動化が求められている。この問題を受け、筆者らはこれまでに物体検出等の技術を用いて、車種を区分し、交通量を自動計測する技術の開発に取り組んだ。既往研究では、VGG16をベースネットワークとするSSDをモデルとして採用していたが、本技術の実運用を想定すると、調査内容によって要求されるデータ解析速度と精度が異なるため、状況に応じてモデルを使い分けることが望まれる。そこで本研究では、複数のモデルを用いて、同じデータセットで学習させた際の性能、特に推論速度と精度を比較した。

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© 2021 一般社団法人 人工知能学会
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