主催: 一般社団法人 人工知能学会
会議名: 2021年度人工知能学会全国大会(第35回)
回次: 35
開催地: オンライン
開催日: 2021/06/08 - 2021/06/11
従来、交通量調査は人手によって行われており、人手不足などの観点から自動化が求められている。この問題を受け、筆者らはこれまでに物体検出等の技術を用いて、車種を区分し、交通量を自動計測する技術の開発に取り組んだ。既往研究では、VGG16をベースネットワークとするSSDをモデルとして採用していたが、本技術の実運用を想定すると、調査内容によって要求されるデータ解析速度と精度が異なるため、状況に応じてモデルを使い分けることが望まれる。そこで本研究では、複数のモデルを用いて、同じデータセットで学習させた際の性能、特に推論速度と精度を比較した。