応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
赤外・ラマン分光法による界面分子膜の研究
竹中 亨
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1986 年 55 巻 9 号 p. 903-908

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抄録

水面上の展開単分子膜や,ラングミュア・プロジェット膜など界面分子膜のキャラクタリゼーションの手段として,赤外やラマンなどの振動分光法が注目されている.特に,赤外分光法については,ATR法,反射・吸収法,表面電磁波法など,またラマン分光法については光導波路法,全反射法などへの関心が高い.本稿では,それらに関する最近の展望と,それによって得られた結果の概要を解説する.

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© 社団法人 応用物理学会
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