農業農村工学会誌
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サークル設立による大学生の農業・農村への関与方策
中里 良一
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2011 年 79 巻 8 号 p. 599-602,a1

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抄録

大学生が農業・農村に関与することは,大学での講義や研究への理解や興味が深まるなど大学生自身にとって有効であり,行政や農家,農村地域にとっても,農業支援,将来の担い手や応援者の確保,農村の活性化などを推進していく上で有効である。多くの大学生を継続的に農業・農村に関与させる手法として,サークルという枠組みを用意し,活用することが有効であると考えた。本報では,琉球大学「おきなわ食・農研究会」および静岡大学「棚田研究会」の事例を紹介しながら,サークルの設立という手法により,大学生を農業・農村に関与させる方策およびその有効性について報告する。

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© 2011 公益社団法人 農業農村工学会
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