日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
小肝細胞癌の診断と予後
沖田 極黒川 典枝
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キーワード: 小肝細胞癌, 診断, 治療
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1999 年 96 巻 3 号 p. 251-258

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抄録

肝細胞癌症例の著しい増加はこの疾患の診断学を大い進歩させてきた.そして,内科領域ではTAE,PEI,そして外科領域では肝亜区域切除といった世界に誇りうる新しい治療法が開発され,予後の著しい改善が計られるようになった.本稿では,特に小肝細胞癌に焦点をあて最近の診断法の進歩やそれに基づいて予後がどのように改善されてきたかを分かり易く概説すること目的とした.

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