消化管出血を契機に発見された十二指腸epithelioid hemangiomaの1例

渡邉 典子; 子日 克宣; 竹内 圭介; 長谷川 浩司; 田中 剛史; 下村 誠; 谷川 寛自; 横井 一; 中林 洋; 小田 義直

doi:10.11405/nisshoshi.109.2058

症例報告

消化管出血を契機に発見された十二指腸epithelioid hemangiomaの1例

渡邉典子, 子日克宣, 竹内圭介, 長谷川浩司, 田中剛史, 下村誠, 谷川寛自, 横井一, 中林洋, 小田義直

著者情報

渡邉典子
三重中央医療センター消化器科
子日克宣
三重中央医療センター消化器科
竹内圭介
三重中央医療センター消化器科
長谷川浩司
三重中央医療センター消化器科
田中剛史
三重中央医療センター消化器科
下村誠
三重中央医療センター外科
谷川寛自
三重中央医療センター外科
横井一
三重中央医療センター外科
中林洋
三重中央医療センター病理
小田義直
九州大学大学院医学研究院形態機能病理学

キーワード: 消化管出血, epithelioid hemangioma, 十二指腸

ジャーナルフリー

2012 年 109 巻 12 号 p. 2058-2065

DOI https://doi.org/10.11405/nisshoshi.109.2058

詳細

抄録

症例は32歳男性．主訴は貧血．内視鏡検査にて十二指腸粘膜下腫瘍を指摘され，十二指腸部分切除術が施行された．病理学的に，epithelioid 　hemangiomaと診断．十二指腸血管腫はまれで，その多くがcavernous hemangiomaとcapillary hemangiomaであり，十二指腸のepithelioid hemangiomaは初報告である．

責任著者(Corresponding author)

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