共立蒲原総合病院外科
山梨大学医学部第一病理
山梨大学医学部第一外科
2006 年 103 巻 11 号 p. 1251-1256
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症例は55歳男性.上部消化管内視鏡で,胃中部後壁のIIc型胃癌と診断し胃切除術施行.粘膜下層に浸潤する分化型腺癌に,Paneth細胞類似のPaneth様腫瘍細胞が散見され,CD10陽性で完全型腸上皮化生への分化を示した.また,p53陽性細胞も散見された.完全型腸上皮化生は癌化の頻度が低いが,本症例は,癌発生初期に完全型腸上皮化生にp53の遺伝子変異が関わり発生した分化型癌であることが示唆された.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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