ロボットの三次元環境の理解は,実環境に配置されたランドマークとランドマークの位置・意味を含むロボット内部の地図を対応づけることで実現される.しかし,環境に応じた情報をロボットに手作業で与える作業には多くのコストが必要である.そこで,本研究では,ユーザがランドマークにしたい物体をデジタルカメラで撮影し,その画像を用いて地図にランドマーク情報を付加するシステムを提案する.本システムでは,画像ベースでロボット内部の地図を作成することにより,SIFT特徴を用いてロボット内部の地図とランドマーク画像とを対応づけを可能にしている.