独立行政法人科学技術振興機構(JST)が提供する, 医学・薬学予稿集全文データベース(予稿集DB)について, 2004年度の利用状況を調査した。予稿集DBにアクセスするには, 予稿集DBを単体で利用する場合, JST固定料金サービスのJDreamから予稿集DBを選択する場合, JDream (JMEDPlusファイル)の検索結果からリンクする場合, の3つの方法がある。それぞれのアクセス方法における学会名別, 資料名別で記事の表示回数を把握し, 考察を行った。その結果, 特に看護分野での利用が際だっていること, 透析に関連する予稿集の利用が高いことなどがわかった。