CHEMOTHERAPY
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RU 28965に関する臨床的研究
青木 信樹関根 理薄田 芳丸湯浅 保子山作 房之輔鈴木 康稔若林 伸人林 静一新田 功本間 千鶴子渡辺 京子
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1988 年 36 巻 Supplement4 号 p. 256-260

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抄録

呼吸器感染症21例にRU28965を使用した。対象は15歳から76歳まで (平均36.3歳) の男性9例, 女性12例で, 100mgあるいは150mgないし200mg1日2回の内服を行い, 期間は3~19目, 総使用量は0.9~7.6gであった。
臨床効果は有効18例, やや有効1例, 無効1例, 判定不能1例であった。副作用として一部不快感口渇・下痢がそれぞれ1例にみられ, 検査成績上GPTの上昇を1例に, GOT・GPTの上昇を2例に認めたがいずれも軽度のものであった。

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© 社団法人日本化学療法学会
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