CHEMOTHERAPY
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Azthreonam (SQ 26, 776) に関する臨床的研究
青木 信樹関根 理薄田 芳丸湯浅 保子清水 武昭若林 伸人林 静一新田 功田中 富美子渡辺 京子
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1985 年 33 巻 Supplement1 号 p. 300-304

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抄録

呼吸器感染症8例, 尿路感染症4例, 計12例の感染症例にAzthreonamを使用した。
対象は18~83歳の男性6例, 女性6例で, 原則として0.5~2,0gを1日2回, 経静脈的に使用した。
臨床効果は著効1, 有効8, やや有効2, 無効1であった。
副作用は臨床的に発熱が1例にみられたのみで, 検査成績上, 明らかに本剤によると思われた異常は認めなかった。

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© 社団法人日本化学療法学会
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