CHEMOTHERAPY
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AT-2266の臨床的検討
村山 由美子岡野 玲子早川 正勝安達 正則今高 国夫河合 美枝子中野 昌人岡山 謙一滝塚 久志勝 正孝
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1984 年 32 巻 Supplement3 号 p. 399-402

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抄録

新しく開発されたPyridonecarboxylic acid誘導体であるAT-2266を呼吸器感染症7例, 尿路感染症2例に使用した。投与量は1日600~900mgを1日3回に分割し, 5~14日間投与した。その結果, 臨床効果は, 著効1例, 有効6例, やや有効2例, 有効率77.8%であった。
副作用, 臨床検査については異常を認めたものはなかった。

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© 社団法人日本化学療法学会
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