Department of Cellular and Molecular Medicine, Glycobiology Research and Training Center, University of California
Department of Medicine, Division of Pulmonary Medicine, University of California
横浜市立大学大学院総合理学研究科
2001 年 13 巻 72 号 p. 335-343
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このレビューは、グリコシル化反応の阻害剤と糖鎖の代謝経路においてあたかも囮のように挙動する化合物に焦点をあてている。これらの化合物は、代謝過程の中間体に似ているため、糖鎖の生合成や、内因性の複合糖質の糖鎖生合成経路を変えたりするプライマーとして作用する。したがって、グリコシド誘導体は、複合糖質の生成を阻害したり、生体や細胞内での糖鎖の機能を研究するための道具となる。そのようなプライマーは、いろいろな病気において、糖鎖が原因となる病気の発症過程を変える機能を有する治療薬になるであろう。
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