초록

本稿は16世紀に卜部家に伝来する日本書紀諸本を校合し、訓読と秘説を集大成した「兼右本」における韓国系固有名詞に加点されている声点を資料として提示し、その特徴を考察したものである。兼右本には朱の圏点、朱の線点、墨の圏点が見られる。三種類の声点は巻別に偏在は見られるものの、中国中古音、日本呉音、日本漢音の対応を見ると、類似する傾向が認められる。つまり、中国中古音の上声と去声は兼右本では平声で、日本呉音の去声は平声で、日本漢音の上声と去声は兼右本では平声に加点されている。これは韓国系固有名詞の声点が中国中古音をそのまま反映しているものでもないことを意味し、日本呉音と日本漢音の影響を一方的に受けていないことをも意味する。この「平声加点傾向」は単数声点のみならず複数声点にも見られ、韓国系固有名詞の声点の特徴であると言える。 この「平声加点傾向」は古写本系の岩崎本、前田本、図書寮本と類似しており、兼右本が16世紀に集成された写本ではあるものの、古写本の量的不足を補う資料として利用可能であると判断される。

키워드

가네미기본, 일본서기, 한국계 고유명사, 성점

참고문헌(11)open

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