초록
本稿は、日本書紀における百済人名及び人名と共に記された職名・部名・官等名の配列方式と巻別の使用状況を分析し、さらに百済関連資料の性格についても検討したものである。百済人名に付される部名・官等名の配列位置は、必ず人名の前であ る。しかし、職名においては職名+人名が普遍的であるが、「王、媛、君、女郎、夫人、王子、将軍、僧、尼、法師」は人名の後にも用いられる。但し、日本書紀では巻によって使用の違いがみられ、巻9から巻16までは主に「人名+職名」であり、巻17以後では大部分が「職名+人名」となる。また、人名と共に職名․部名․官等名が記される場合は、「部名+官等名+人名」、「職名+官等名+人名」の配列方式が見られる。百済人名の特徴として、日本書紀では王族系だけではなく、支配階層 においても姓字の省略が見られる。他に、中国史書記載の百済八姓を含み、日本書紀記載の百済人名から百済姓氏の推定を行ったが、百済八姓 「沙燕劦解眞國木苩」のうち、「燕木眞國白」と「劦」に関連姓があると思われる「木劦(木羅)」の姓氏を提示した。他に百済姓字と思われる「沙宅、木劦、鬼室、東城子、徳、馬、灼」と「阿、阿乇、許、禮」を推定した。さらに、百済人名と共に記されている職名、部名、官等名の巻別使用状況を分析し、職名の巻による使用の相違は日本書紀に利用された百済資料の性格の違いである可能性を指摘した。また、百済部名と官等名の巻による表記の相違は時代を異にする複数の百済関連資料が利用されたため、日本書紀に時代的な変化が現れたと推定した。
키워드
日本書紀, 百済人名, 記載様式, 職名, 部名, 官等名
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