東京大学附属病院救急部・集中治療部
東京大学附属病院血液浄化療法部
2014 年 103 巻 5 号 p. 1081-1087
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ICU症例の30~40%はAKIを呈し,AKIの合併は死亡率やICU滞在期間といったhard outcomeを有意に悪化させる.循環器疾患あるいは敗血症がAKIの原因あるいは増悪因子であることが多く,CKDはAKI発症の強いリスク因子である.急性心筋梗塞や脳卒中と比較してICUにおけるAKIの予後は極めて悪く,腎臓内科医と集中治療医が連携してAKI新規治療の研究開発に従事する必要がある.
日本内科学会会誌
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