초록

今まで『古事記』の神話は祭儀神話とされてきた。それは祭祀とともに神話があり発展してきたととら え、それが体系化されて『古事記』や『日本書紀』となったとすることである。 しかし、実際に行われてきた「神祇令」での祭祀は、崇りや災いを予防するために、繰り返して行われ る継続的な行事である。それに対して、『古事記』で語られているものは、崇神天皇の時、疫病が流 行し、多くの人民が死んだ。天皇が夢託を請うと、夢の現れた大物主大神によって、それが大神の崇り によるものであることを知らされた。そこで天皇は、神託に従い、大神を祭らせ、国の平安を取り戻す。す なわち、神を祭りることにより、「天下が安らぎ、人民が栄える」ことが可能になった。とあるように、ある意 味危機が訪れた時、それを回復するために、継続的ではなく、臨時的に行われたものなのである。 もちろん『古事記』にも「この鏡を、我のごとくいつも祭れ」とアマテラスが命令されたことが、継続的 に守られてきたものもある。だがそこには、天皇の支配する国に対しての危機はみとめられない。それは、 天皇の支配する国が、アマテラスによって限りなく保障されてきたことを意味するのだ。

키워드

祭儀神話, 古事記, 日本書紀, 祭祀, アマテラス

참고문헌(7)open

  1. [단행본] 青木周平 / 1995 / 古事記研究-歌と神話の文学的表現- / おうふう社 : 26 ~ 64

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  3. [단행본] 阿部眞司 / 1998 / 古事記の神々 上5-1 / 高科書店 : 307 ~ 318

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  5. [단행본] 岡田精司 / 1992 / 古代祭祀の史的研究 / 塙書房 : 292

  6. [단행본] 神野志隆光 / 1999 / 古代天皇神話論 / 若草書房 : 251 ~ 253

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