초록

本稿ではフランスヒエル・ロチの『お菊さん』から文学作品における色彩の問題を考えてみる。ロチの目に見えた日本の色は黄色、灰色、白色、緑色、青色に要約することができよう。黄色は「お菊さん」の皮膚から連想する色であり、東洋のイメージと繋がっている。彼は黄色に憧れ、黄色の皮膚の理想的な女性を夢見ていた。「小さくて白い鼠みたいな女」!彼女が「お菊さん」である。白色は日本の生活から感じ取れる色であり、日本の清潔感、純潔性をこの色を通して表している。緑色は日本の自然を代表している色であり、長崎に到着していたロチは 「緑の日本は楽園の国であろう」と期待していたものの、文明が発達した日本の都市を緑の山が囲んでいるのにがっかりしてしまう。が、作品全般に流れていくセミの鳴き声は緑の日本の自然に融和して豊かさを増している。また、「陰気な青い蚊帳」の青色は当時の作家が持っている不安感、寂しさの空間の色として作用している。要するに『お菊さん』に表れている色彩はエキゾチシズム、哀愁、当時の日本を表しているキーワードであるということができよう。

키워드

ピエル・ロチ, お菊さん, 色, 臭い, 音

참고문헌(10)open

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