廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第27回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A4-3
会議情報

A4 住民意識・環境教育
持続可能性キー・コンピテンスに基づく廃棄物資源循環分野の教育プログラムの類型化と課題抽出
*森 朋子田崎 智宏
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

廃棄物分野の環境教育は、これまで毎日の生活で排出されるごみの処理の流れや仕組みを正しく理解し、それぞれの地域ルールに則った分別排出ができるようになることや、日々の生活の中でできる3R行動を知り、それを実践できるようになることに主眼が置かれてきたが、一方で持続可能な開発のための教育(ESD)では、複雑なシステムの理解、未来の状況を想像する力及び参加・協働型の意思決定等の技能等、より幅広い能力習得の必要性が求められている。そこで本研究では、北米環境教育学会の環境リテラシー及びWiekらによる持続可能性キー・コンピテンスの定義に基づいて日本国内の教育プログラムの類型化を行い、廃棄物資源循環分野の教育プログラムに欠けている点や今後の課題を明らかにした。

著者関連情報
© 2016 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
前の記事 次の記事
feedback
Top