JA三重厚生連鈴鹿中央総合病院消化器内科
JA三重厚生連鈴鹿中央総合病院病理診断科
2015 年 112 巻 10 号 p. 1830-1835
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症例は73歳,男性.主訴は黒色便.入院時,上部消化管内視鏡検査にて,十二指腸球部に露出血管をともなう潰瘍が認められた.再出血予防目的の内視鏡的止血術時に大量出血をきたしたが,自然止血した.入院7日後,下血にて再検査を行い,内視鏡的に十二指腸潰瘍底に拍動性隆起が認められた.その後,腹部造影CT,腹部血管造影が行われ,胃十二指腸動脈瘤と診断した.十二指腸潰瘍に合併した胃十二指腸動脈瘤はまれであるため,報告する.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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